犬が苦手な食材

犬が食べてはダメな食べ物についてはご紹介しましたが、今回はわんちゃんが苦手な食材をご紹介🐕

わんちゃんのご飯を自作しているご家庭は参考にしてください。

そもそもわんちゃんは肉食なの?雑食なの?というのは見解が別れるところです。

わんちゃんの身体的特徴を見てみると

→わんちゃんの歯はいわゆる犬歯が発達しており、草食動物に見られるような臼歯の発達が見られないという特徴があります。これはわんちゃんの歯が肉を食べるために発達しており、お肉を食べやすい歯をしていると考えられます。

→わんちゃんの腸は、草食の動物と比べると比較的長さが短いという特徴があります。これはわんちゃんが消化しにくい植物よりも、腸内で腐敗の可能性があり素早く消化吸収排泄を行う必要があるお肉を食べるために発達していると考えられます。

このように、わんちゃんは肉食動物としての特徴を備えており、わんちゃんのご飯はお肉を食べるのが自然であると考えられますが、長く人間の社会で生活してきた犬達は、雑食であると考えることもできるので、わんちゃんは何でも食べちゃいます( ´∀` )

なので、わんちゃんのご飯を作ってあげる時や、人間の食べ物を与える時には次のような食材に気を付けてあげてください🐩


柑橘類

わんちゃんは嗅覚がとても優れているので、人間にとってはいい匂いである橘系のにおいはわんちゃんにとってはちょっと刺激が強すぎます(´・ω・)柑橘系の食材は控えましょう。

香辛料

同じ理由で、唐辛子や胡椒もわんちゃんにとっては刺激が強すぎます(´・ω・)しかも唐辛子などはわんちゃんの肝臓などの臓器にもダメージを与えることがあるのでなおさら控えましょう。

お酢

お酢などの酸味の強い食材も同様です(´・ω・)特にわんちゃんは酸っぱい匂いを、お肉が腐った匂いと勘違いして嫌うので、お酢などの調味料の使用は控えましょう。

匂いのきつい野菜

パクチー等の匂いのきつい野菜もわんちゃんが嫌う食材です(´・ω・)また、わんちゃんの身体構造が植物を消化することに適した構造をしているわけではないので、野菜や穀物を与える際には消化しやすい調理をしてあげる必要があります。


このようにわんちゃんが苦手な食材は、ズバリ!匂いの強い食材です(^^笑

わんちゃんに手作りご飯を作ってあげる時は、これらの食材に注意すると自作フードにたいするわんちゃんの食いつきも変わってくると思いますよ(^^♪


犬が食べてはだめな食べ物

犬に与えてはいけない、食べたらダメな危険な食べ物(´・ω・)!

犬に与えてはいけない食べ物は身近なところに意外と沢山あります🐩

それらをまとめてみたので、参考にして下さい(´・ω・)

 

玉ねぎ・ネギ類   玉ねぎはわりと有名ですね。玉ねぎなどのネギ類を犬が食べると、ネギに含まれる「有機尾チオ硫酸化合物」によって血液中の赤血球が破壊され、貧血や溶血などによるネギ中毒を起こしてしまいます。絶対にあげないように注意してください。

※症状~貧血・黄疸・食欲不振・尿の色が変わる・元気消沈・呼吸困難等

ニンニク      にんにくは獣医師によっても見解が異なることがあるので一概に食べてはいけない食べ物とは言えませんが、にんにくもヒガンバナ科ネギ属の植物であるので「有機チオ硫酸化合物」がネギよりは少ないですが含まれています。

※症状~貧血・黄疸・食欲不振・尿の色が変わる・元気消沈・呼吸困難等

アボカド      近年若い女性に人気のアボカド。ご主人様が美味しそうに食べるものを欲しがるわんちゃんも多いと思いますが、実はアボカドも危険な食べ物。アボカドの身と種に含まれる「ペルシン」がわんちゃんに悪影響を与えます。

※症状~嘔吐・下痢・呼吸困難・痙攣等

ブドウ・レーズン  ブドウやレーズンが食べてはいけない物だということを知らない飼い主さんも多いのでは?実は私もモカと暮らし始めたときは知りませんでした(;^_^ ブドウのどの成分がわんちゃんに悪影響を及ぼすのかよくわかっていないらしいのですが、わんちゃんの肝機能にダメージを与える症例が報告されているみたいです。レーズンもブドウの成分が凝縮されているので注意が必要です。

※症状~嘔吐・下痢・腎機能不全等

ドライフルーツ   果物自体は栄養価もあって、わんちゃんが美味しく食べれるものも多々ありますが、ドライフルーツになると話は別です。ドライフルーツは胃の中に入ると水分で膨張してしまうので、わんちゃんの胃にダメージを与えてしまうことがあります。わんちゃんの胃は犬種にもよりますが人間よりもかなり小さいので、注意が必要です。

※症状~元気消沈・胃炎等

ピーナッツ類    毒性のある成分を含んでいるという訳ではないのですが、一般的にピーナッツ類は消化が悪く、高カロリーで油分が多く、更にマグネシウムの含有量が多いので結石の原因となる可能性があるので、やはりあまり上げないほうが良い食べ物と言えます。

※症状~消化不良・嘔吐・下痢等

チョコレート    チョコレートは犬にとっては危険な食べ物。チョコレートに含まれるカカオには「テオブロミン」という成分があり、わんちゃんの心臓血管や中枢神経に悪影響を与えるとされています。しかし、わんちゃんにはこの成分を分解する能力が低いため、嘔吐や下痢をしてしまう結果になるので注意しましょう。

※症状~嘔吐・下痢・頻尿・元気消沈・異常な興奮等

キシリトール    キシリトールといえばガムや歯磨き粉など、あまりわんちゃんが食べてしまうことはない食べ物だとは思いますが、もし食べてしまったら大変。わんちゃんがキシリトールを食べてしまうと肝臓からインシュリンが過剰に分泌され、急激な低血糖を起こしてしまいます。誤って食べてしまうことがないように注意しましょう。

※症状~嘔吐・下痢・元気消沈・昏睡等

牛乳        わんちゃんや猫ちゃんを飼ったことのない人からすると、むしろ与えたほうが良いように感じる牛乳ですが、実はわんちゃんにとってはあまりよくない食べ物です。ほとんどの成犬わんちゃんは『乳糖不耐症』といって、牛乳の成分である乳糖を分解する酵素が少ない状態になっています。そのため、下痢や嘔吐をしてしまう可能性が高いので、極力あげないほうが良い食べ物です。どうしてもあげたいときは、犬用に成分が調整された牛乳を与えるか、水で薄めるなどしてわんちゃんの体調に合わせて与える必要があります。

※症状~嘔吐・下痢等

鶏肉や魚の骨     鳥の身や魚の身は調理の仕方によっては、わんちゃんにとっても良質なタンパク源ですが、その「骨」には注意が必要です。鶏の骨はかみ砕くことで鋭く割れることが多く、その骨を飲み込むことで、食道や胃を傷つけてしまう可能性が非常に高いのです。魚の骨も同様に尖った小骨が刺さる可能性があり、鶏肉や魚を与える際にはその「骨」に細心の注意が必要です。

※症状~嘔吐・元気消沈・急性腹膜炎等

ココナッツ     ココナッツはこれまた獣医師によって見解が異なり、サイトによってはココナッツやココナッツオイルはわんちゃんの健康に良いと紹介されていることもありますが、ラットの実験結果ではありますが、動脈硬化を起こす可能性があるとのことです。その実験結果でもココナッツのなにが悪いのかわかっていないので、わんちゃんにあげる際には十分検討してから与えるようにしましょう。

このように、人間が普通に食べているものでも、わんちゃんにとっては『毒』となってしまう食べ物が意外と沢山あるので、飼い主さんはわんちゃんの食べる物、口にする物に細心の注意を払ってあげましょう🐕✨

もし万が一これらの食べ物を食べてしまった場合は、すぐにかかりつけの獣医さんに相談して指示を仰ぎましょう(´・ω・)!


犬の年齢

皆気になる愛犬の年齢🐩

うちの子は人間でいうと何歳なの(´・ω・)?

小型・中型犬では諸説ありますが、一般的には1才半で人間の20歳になり、その後は1年で4歳分づつ年を取ると言われています。

大型犬では同じく諸説あり、2才ころで人間の20歳になり、その後は1年で7歳分づつ年をとると言われています。

大型犬の方が平均寿命も短くなってくるので、それぞれの年齢に応じたケアが大切になってきます。


小型・中型犬    人間
1ヵ月       1歳
6ヵ月       9歳     ~子犬時代
1才       15歳
1年半      20歳     成犬~
2才       24歳
3才       28歳
4才       32歳
5才       36歳
6才       40歳
7才       44歳
8才       48歳
9才       52歳
10才      56歳
11才      60歳     シニア犬~
12才      64歳
13才      68歳
14才      72歳
15才      76歳
16才      80歳
17才      84歳
18才      88歳
19才      92歳
20才      96歳


小型・中型犬では上記のとおり、大体半年ほどまでが子犬時期となり、1才半~2才頃に成犬となります🐕

そして個体差や犬種によって差はありますが、概ね11才頃から老年となり身体に様々な変化が出てきやすくなってきます(´・ω・)

病気や体力の衰え...大切な家族が老後も元気に生活出来るように、常日頃から身体のケアをしっかりとしてあげましょう!


大型犬       人間
1ヵ月       1歳
6ヵ月       9歳    ~子犬時代
1才       15歳
2才       20歳    成犬~
3才       27歳
4才       34歳
5才       41歳
6才       48歳
7才       55歳
8才       62歳    シニア犬~
9才       69歳
10才      76歳
11才      83歳
12才      90歳
13才      97歳
14才     104歳


大型犬では上記のとおり、大体半年ほどまでが子犬時期となり、2才頃に成犬となります🐕

同じく個体差や犬種によって差はありますが、概ね8才~9才頃から老年となり身体に様々な変化が出てきやすくなってきます(´・ω・)

大型犬の方が平均寿命が短くなっており、大体の目安では

小型・中型犬~15才前後

大型犬   ~10才前後

が犬の平均寿命になります。

もちろん個体差や環境による差があるため、一概には言えないので、少しでも健康に長生きできるように、体調管理には気を付けてあげましょう(´・ω・)

(ギネス記録では29才5か月生きたわんちゃんもいるみたいですね!)

我が家では毎年一年間一緒にいてくれた感謝の意味を込めて、モカにはわんちゃん用のバースデーケーキを上げることにしています🐩✨